国際学会での発表デビューは必ずと言っていいほど自然科学の研究者が通る道である。
発表、質疑応答、懇親会での先生方をはじめ出席者とのコミュニケーション、これらをすべて英語でこなさなければならない。
何十年も前、当時院生だった私は、ガチガチに緊張しまくって、ひどい英語をしゃべっていた。今となってはいい思い出だが。当時学会で友達になった海外の学生も、私と同じように大学等の仕事に就き、学会等で再会しているが、今でも冗談交じりに、「あの頃に比べて随分英語うまくなったなぁ」と言われている(笑)
そんな当時のわたしの英語の状況と比べると、わたしのところの学生さんは皆英語のスピーチ・プレゼンも上手で受け答えもスマートである。きっと指導者が良いのだろう(笑)。
実はわたしのところの国際学会デビュー予定の学生さん達には、「国際学会English」シリーズの参考書を使って予習していただいている。学生さんには国際学会でのイメージがつかみやすいと概ね好評で、学会参加前にわたしにする質問も、より具体的で本質的なものになってきているので、結局のところ指導者ではなく本が良いのだろう(爆笑)。
時期的にはアブストがアクセプトされて、発表まで3~6か月を切ったあたりでこの本をすすめているが、経験上それ位がベストタイミングだと思う。あまり早期に紹介しても、直前に紹介してもやらない(できない)場合が多いので注意が必要である。
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