ナノ材料全般

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全固体リチウムイオン電池のNEDOプロジェクト(第2期)開始

(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は6月15日、全固体リチウムイオン電池(LiB)の研究開発プロジェクトの第2期を開始したと発表した。全固体リチウムイオン電池の研究開発プロジェクトの第2期が始動―産学官の力が結集する体制...
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アシックス、セルロースナノファイバー(CNF)を用いたランニングシューズを商品化。世界初。

セルロースナノファイバーを使った商品が続々と実用化されてきている。株式会社アシックスは、セルロースナノファイバー(CNF)素材を活用したランニングシューズを世界で初めて商品化した。CNF素材は同社の高機能ランニングシューズ「GEL-KAYA...
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凸版印刷、ナノ粒子の散乱を応用した自然光再現照明を販売開始

凸版印刷は、イタリアの大学発ベンチャーが開発した自然光を再現するLED照明システム「CoeLux Exp Sky」(コエルクス)の販売を2018年6月から開始した。凸版印刷、自然光再現照明を販売開始-窓のない空間を、天窓から自然光が降り注い...
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京都大、半導体ナノ粒子が光を電子へ変換する過程を解明

京大 化研の田原助教、金光教授らの研究グループは、半導体ナノ粒子が光を電子へ変換する過程を明らかにした。直径5~6ナノメートルの半導体ナノ粒子にレーザーパルス光を照射することで、光を吸収したナノ粒子内部の多数の電子が、量子力学的な相互作用に...
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市販触媒の24倍の触媒活性を示すナノ粒子触媒、東工大が開発

触媒をナノ粒子化すると、触媒の表面積が増え、反応性が高まるといわれている。今回、東京工業大学と山梨大学の研究グループは、粒径約1ナノメートルという極微小なナノ粒子に、3種類の金属を精密に合金化する手法を開発し、得られた触媒が、炭化水素の酸化...
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カーボンナノチューブを利用し、従来のリチウムイオン電池の15倍に相当する高容量リチウム空気電池を開発

近年、高性能な蓄電池に対するニーズがますます高まっている。例えば、スマホのように電子機器の小型高機能化、モバイル化が急速に進むと、小型で高容量な電池が必要になってくる。また、電気自動車や住宅の太陽光発電の蓄電池も、小型で高容量なものが求めら...
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石巻で世界最大級のセルロースナノファイバー量産設備が稼働。さらなる応用展開、実用化加速に期待。

NEDOプロジェクトの成果の実用化例。 日本製紙株式会社は、宮城県石巻市の同社石巻工場にセルロースナノファイバー(CNF)を年間500トン生産可能な世界最大級の量産設備を完成させ、稼働を開始したとのこと。この設備では、TEMPO触媒酸化法に...
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シドニー大学がナノテクノロジーの安全性を調査、新たなフレームワークづくりを模索中。

シドニー大学のオーストラリア科学技術協会(AINST)では、食品から医薬品まであらゆる分野で使用されているナノ粒子の安全性に関する研究を行っている。先日、同大学のランチタイムセミナーにて、AINSTの保健医学テーマリーダーで、ナノ粒子安全性...
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高屈折率で透明なTiO2薄膜の簡便な作製方法を開発

東北大学と日本電気硝子株式会社は、高屈折率で透明なTiO2ルチル薄膜をガラス基板上に低温で作製する技術を共同開発した。光の反射や透過を制御する光学薄膜への応用が期待される。東北大学ニュースリリース2017.4.18:高屈折率で透明なTiO2...
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水素生成量が1桁増加する光触媒の開発に成功(神戸大・大阪大)

今からおよそ半世紀前、東京大学の本多先生、藤嶋先生によって、酸化チタンに光を照射すると(光触媒作用によって)水が酸素と水素に分解されることが世界で初めて発見された。これは世界中の研究者たちに大きな衝撃を与え、本多・藤嶋効果と呼ばれている。水...