ヨーグルトメーカーでいろいろな発酵食品をつくって愉しむ

自家製ヨーグルト

ヨーグルトメーカーで作った自家製ヨーグルト

事務局のスタッフの間で、ヨーグルトメーカーを使った発酵食品づくりが大流行している。

自家製ヨーグルト自家製甘酒自家製塩麴天然酵母などなど…どれもかんたんに作ることができて、しかもおいしい!

発酵食品づくりは、「ナノ粒子の合成実験」に通じるところがあり(笑)、スタッフ同士でそれぞれの「成果」を発表しあっている。

うまくいくコツは、

・雑菌(コンタミ)がない清潔な容器を使用すること
・発酵時間、温度の再現性が高く、正確であること

特に、温度は重要で、設定温度の数値だけを信用してはいけない。容器の中の実温度が重要である。ヒーターのオーバーシュートや、容器の場所による温度ムラがないことが、失敗をできるだけ少なくするコツである。

そういった意味では、ヨーグルトメーカーの装置選びも重要である。おすすめは1971年に日本で初めてヨーグルトメーカーを製造したタニカ電器(TANICA)製。代表機種のヨーグルティアSは温度安定性が高いと事務局スタッフの間で評判である。

わたしもデータロガーを使って温度変化を確認してみた(笑)が、温度が安定しており安心して使っている。

ヨーグルトづくりで楽しいところは、種菌と牛乳(豆乳)の組み合わせによっていろいろな風味や食感のヨーグルトが楽しめる点にある。代表的なレシピはヨーグルティア付属の説明書に紹介されているし、タニカ電器のブログに色々なヨーグルトと牛乳での組み合わせレシピが紹介されているので、それを参考にすれば「外れのない」ヨーグルト造りが楽しめる。

(私は時々、あえて違うレシピで「創作」してみるのだが、それはそれでまた楽しい)

事務局の間で人気が高かったのは、R-1ヨーグルトおいしい牛乳の組み合わせ。温度を40℃位の低めに設定して、7時間発酵させると酸味が少なくまろやかでこくのある、なめらか食感のヨーグルトが出来上がる。作り立てのヨーグルトは、何度でも食べたくなるおいしさ。

あと、米麹甘酒も非常に評判が良く、わたしも年中大量につくっている(笑)。

甘酒は近年「飲む点滴」と呼ばれる位栄養価が高く注目を集めている食品である。なかでも米麹甘酒は砂糖を使わず、アルコールも含まれないので、やさしい甘さの甘酒をたくさんつくることができ、家族全員楽しんでいる。